「女」からの卒業宣言

今週のお題]卒業

 

 

いつを境に、というのは判然としないけど、いつの間にか「女」を卒業していました。


性別を変えたとかそういう意味じゃなくて、現役の「女」から脱却したとでもいいましょうか。
若い娘さんじゃなくなったとか、異性から性的対象として見られなくなったとか、マーケティング的にさほど重要じゃないポジションになったとか、そんなカンジ。
旬を過ぎたとでも言えばいいんでしょうかね。

平たく言うと、ふと気づくと「女」を卒業して「おばさん」になってました。

 


おばさんになるのって、もっと明確なきっかけがあるのかと思っていたんですけどね。子を産んだとか生理が上がったとか。
そういうハッキリとしたイベントはなくとも、日々なんとなーく現役女要素が薄れて、おばさん濃度が徐々に増加していったカンジ。

 

現役の「若い娘さん」だったときは、おばさんになることに得も言われぬ恐怖を抱いていました。

シミシワだらけになって腹が弛むとか、信じられん!
男にモテないとか、ありえん!

よくよく考えると、若いときも超絶美肌でもなければ激烈ナイスバディでもなかったし、ましてやモテテモテテコマルという事態にもならなかったので、若かろうがおばさんだろうがあまり差のない生活です。

むしろ「キレイにならなきゃ!」とか「モテたい!」という欲望が薄れた分、おばさんの方が気楽。

なんというか、解脱して余裕ができたカンジ?
番いたくて必死になっている若者を見ると「うむ、張り切って盛りたまえ」と鷹揚な気持ちで見守ることができるのです。

美人でMMKじゃなかったといっても若さというアドバンテージは思いっきり享受して、それなりにいい思いをしました。
だからこそ若さに執着せず、ラクチンなおばさんという生態を堪能できるのかと思われます。

 

歳を取るのも悪くないね。
こんな調子で20年後には「おばあちゃんも悪くないのよ~」と言えるようになりたいものだ。

 

ところが、奇怪なのが「おばさん」までライバル視する若い娘さんの存在。

他人を勝手に同じ「女」の土俵に上げて、勝手に嫉妬して勝手に敵視して勝手に貶めようと頑張る女子がいるんですよ。

 

こっちはもう流行りの服にも旬なメイクにも興味がないし(なぜなら80年代や90年代に経験済みだから)、イチから新しく恋愛するほどの根性もない。

それなのに、おばさんの新しい服にめざとく反応して「ダサーい」とか言ってみたり、おばさんが若い男子と話しているのを見て「ババアがはしゃいでキモーい」とか言ってみたりする若いコが一定数存在して、驚いています。

 

ワタシが20代の頃は、おばさんは競争の埒外の生き物だと思っていたから信じられない。
ダイオウグソクムシとハシビロコウが餌や交尾の相手を巡って争うことはありえないように、若い女子とおばさんは別の世界の生物なんじゃなかろうか。

百歩譲ってアラサーのお姉さんなら同じ「女」の土俵で戦う場面もあるかもしれないけど、こっちゃ四十のババアだよ?
ババアを腐してようやく「アタシ、あの『女』より勝ってるもんねー」という優越感を味わえるなんて、可哀想な10代20代を過ごしてきたんだなあ……。

と同情はするけど、彼女達に向かって「お若いのにブスでモテなくてお気の毒様」とか言うと更に敵視されるんでしょうね。

 

面倒くさいから世間に対して「ワタシは現役の女を引退します! 今後、男性は一切ワタシを口説かないでください!」と卒業宣言したいものです。

 

 

パイン パインアメ 1kg

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